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広島在住、 フィドル、二胡奏者 竹内ふみの の演奏スケジュールのブログです。 演奏依頼も承っております。 お問い合わせ メール jajoukaahiru@gmail.com 電話 090-1333-0343 
 
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唐突ですが、
私は、「祈り部(いのりべ)」
という、バンドをしています。

そのバンドは、被爆地である
広島の想いを音に。

という、想いから立ち上げたバンドで、
毎年8月6日には、ピースコンサートを
何らかの形で、行っています。



今まで、その祈り部では
私は、
広島で起こった出来事を、
それに繋がる想いを、

私たちなりの想いと、音で伝えていこう、
という考えが、第一でした。




今年に入って、
私の中で、それ自体に対しての
問いかけが
生まれるようになりました。

その、
問いかけの発端は、「南京大虐殺」
というものの、存在でした。

広島の原爆での死者は、原爆の落ちた年だけでみると、
推定で、12〜14万人。

一方、南京虐殺では、推定で、20〜30万人。

そのくらい、多くの人が、
日本兵によって
虐殺されました。

その話を、今年に入って、
なぜか何度も耳にする機会があり、

そのことにより、
私の、今年の、
祈り部の活動をはじめとする、

「平和への思い」

というものが、
少しずつ、少しずつ、
形を変えていっています。


それは、もちろん
広島を基としていますが、
それだけでは、足りないのではないか。

という、ふつふつとした、
自分の想いを、
今まで抱いていた自分の考えに
照らし合わせ、
再考していく
という、今はまだ、
過程の途中ですが、

その、私の中の変化の
きっかけになったのが、
この、エガンス合唱団の方々からの
コンサートへの依頼で、伺ったお話でした。


会の団員の、
三川さんのお話は、

「広島の原爆は、悲惨でしたが、
実際、その時、
南京の人々は、
ざまをみろ。
と思ったに、違いないんです。

でも、

ざまをみろ、

では、だめなんです。

だから、
それを、変えていくには、

まず、自分たちがしたことを
きちんと見据えた上で、
核兵器廃絶を訴える必要があると、思うのです。」

というものでした。





そういう、日本人の
侵略の歴史を見つめた、
悔悟の想いから、

このたび、エガンス合唱団のみなさんが歌う
「紫金草物語」
という曲は、生まれた。

紫金草は、
南京にある、紫金山の近くに群生する
紫色の小さな花だそうです。




紫金草物語を歌う、グループは、
全国にネットワークがあり、
今まで、他県や南京では、
何度か上演されているということですが、
広島での上演は、初 だそうです。

その、全国のネットワークにより、
他県からも、たくさんこの日のために
歌いに来られ、参加される方々が、おられるそうです。

わたしは、その曲の、ほぼ全章に入っている、
二胡の演奏のサポートとして、演奏いたします。

曲は、12楽章から構成されており、
半分朗読や、台詞のある寸劇ふうな感じで
聴きやすいように作られていると思います。




話が、逸れますが、
私の父は、マスコミ関係の仕事をしており、
若い頃、戦後40周年の
特集番組を制作したことがあったそうで、
その、40周年の特番でのメッセージは、
この三上さんが、思われたようなことを、
そのままを父も感じて、
特集として報じたそうです。

今まで、父のそうした、「被爆地ヒロシマ」としての、
制作活動は、何となく知ってはいたものの、
根が、
そこの部分にあったことを、
今更ながら知れたのも、
このお仕事のお話しあってのことだと
有り難く思いました。


色んな想いを、
感じて今はまだ、音にそれを
まとめれていない状態ですが、
本番までに
しっかり音にして、

合唱団のみなさんとの、
自分との、
ヒロシマとの、
南京との、

平和への想い

が、
ひとつになって繋がっていくように、
と思っています。




6月12日 土曜日

第7回 エガンス合唱団 コンサート 2010


世代をこえ国をこえて!
不忘歴史 面向未来

広島初演 紫金草物語


第一部 私たちの愛唱歌1

第二部 私たちの愛唱歌2

第三部 ゲスト出演
    ジュニアマリンバアンサンブル

第四部 全国の仲間と歌う合唱団
     「紫金草物語」


場所 県民文化ホール

開場 16:30

開演 17:00

チケット 一般 2000円
     小、中学生、障がい者 1000円

主催 エガンス合唱団

お問い合わせ 坪倉 090−7999−7447
       三上 082−842−1869

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無題
2010/05/10(Mon)12:17:46
あら!

マリンバ!!!
やすくん 編集
デス。
2010/05/11(Tue)01:51:08
デス、デス。
フミノ 編集
真に考えて
2010/06/01(Tue)23:36:57
中国新聞の記事も読みました。

ただ、読んでいてどうしても納得出来ない点があり、こちらに書かせてもらおうと思いました。

まず、「南京大虐殺」と言う言葉を持ち出す理由と言うのは何なのでしょうか?
これは中国軍が市民の格好に扮して南京にてゲリラ戦を実行した事を指すのでしょうか?

原爆の被爆国として、核廃絶を訴えるのはもちろん間違いではないと思います。
ただ、安易に「南京大虐殺」という言葉を持ち出して平和を訴えると言うのは、何か違うのではないかと思うのです。
中国は便衣兵を用いて国際法を無視して戦闘をしていたため、日本もやむを得ず対処しなくてはならない点があったはずです。
戦争をしている兵士は、自分の命はなくなってもいいから、一般市民かもしれない人を殺す事は出来ない、なんて事を考えられる余裕もないはずです。

あまり書くと論点がずれそうなので、この辺りで止めたいと思います。

言いたい点は、日本人であるならば「南京大虐殺」という言葉を用いる事の重さをきちんと理解していただきたいと言う点なんです。

最後に、長々とつまらぬ事を書いてしまい、申し訳ありませんでした。
コメントをいただいて。
2010/06/05(Sat)00:49:37
コメント、読まさせていただきました。

私は紫金草合唱団の方々の南京大虐殺に関して、
また、今回のコンサートへの考えを
一人一人の方から伺った訳ではないので、
自分の想いしか、
お伝えできませんが、

私の思うところは、
この、紫金草物語
というお話は、

南京での戦争を終えて、
帰って来た、日本兵の方が、

心に、
「この戦争をした」
ということに対して、
自分のしたことを、
正しいこと
とは、思えなかった、
自分のしたことを、
悔いたことから、
生まれたものだと思っています。

私の、ブログに
また、三川さんのお話を引用して、
被爆者や死者の比較や、
被害者、加害者としての観点からの
お話を書きましたが、

もともとは、
実際に、南京へ赴いた
日本兵の、
個人的な想いから生まれた
その歌を、

色んな方に知っていただくのは、
不自然なことでは、
ない様に思えますし、
私は日本にとっても、
大事なことではないかと思っています。

南京の戦争について
また、
ヒロシマの原爆について、

もっと、
考えて、口にしてほしい、
行動してほしい、

という想いは、
そこに、近い方であればあるほど、
切実な想いだと思います。


その点で言えば、
私は、

このコンサートによって、
「戦争」
というもの自体に、

背景や形に
こだわることなく、

もっと、

個人的なレベルで、
戦争というものへの、
憤りや、疑問、
必要性のないことを

ひいては、
日本の憲法9条の、
大切さ、重要性が
少しでも理解いただければ、
と思う次第です。


色んな方が、
色んな形で、
平和
というものを
考えていて、

その一つとして
紫金草合唱団がある。

と、私は考えています。


私の、至らない考えや、想いを、
文章にしたことで、
安易に
南京戦争についてを、
紫金草合唱団の方々が、歌われている
と思われたのでしたら、
お詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
フミノ 編集
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竹内ふみの
性別:
女性
職業:
フィドル、二胡奏者
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